始めにこの旅の日程表を見てみよう。
往復モスクワ経由のアエロフロートロシア航空。
成田の空港使用料と燃油サーチャージは現地支払いだ。
燃油サーチャージ代は往復90ドルだが、1万3000円とのこと。
JTBの通信販売「旅物語」で「どんとこい!感動のトルコ 8日間」とやらを新聞で発見。 この時期でも破格の10万を切るツアーに即申し込み。 会社の休みなんか何とかなるさ!!(課長には休み取る時色々言われましたが) 通貨 トルコ:YTL(トルコリラ)≒87円(2006.12)、YKr(クルシ) |
1日目−2006年12月16日(土)東京、モスクワ、トルコ |
この時期のトルコは雨が多く寒い日が多いようだ。 東京の天気は晴、気温も順調に上がり10℃を超える平年並みの暖かさだ。 成田空港の団体カウンターに集合。今回は添乗員同行ツアーで話を聞く限りではご年配の方がほとんどらしい。 飛行機はアエロフロートロシア航空でスカイチームに加盟。数年前までは質の悪さで有名だったが今ではそこまでやばくは無いらしい。 |
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案の定年配者だらけ。60代〜70代がほとんどか? 今回の旅はかなり強行だがみんな大丈夫なのだろうか?それに混じって20代がうちら2人を含めて5人とあきよし君とえれなちゃんの子供を2人連れた参加者が1組の合計40人の団体だ。 このツアーでこの人数はなかなか無いらしい。 |
13:00定刻通りSU582便のB767はモスクワに向けて飛び立った。しばらくして機内食が運ばれてきた。しかし場所が後ろのほうだった為、食事は選べず魚。 でもおいしかった。(日本発の機内食だからかな?) 寿司も出たので醤油をトルコに持っていくことにした。 |
到着前の夕食がこちら。 もちろん日本発の食事だからおいしい。 またしても選べずパスタになったが、肉料理がおいしくなかったらしいので満足。 ほぼ定刻でモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港に着陸。拍手があちらこちらから沸いた。雪も無い様だ。 |
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モスクワでは5時間のトランシット。で、乗り換えの手続きした後免税店エリアに出るのになぜか時間がかかる。ある程度人が集まらないと係員が来なく、開けてくれないのだ。国営の空港だかららしい。 出発が22:25なので21:45までに登場口に行くのだ。 我々は丸い建物内を1周してから寝ることにした。 写真の通り暗いので寝るのには最適だ…。 |
ふと目を覚ましたらなんと21:45!目覚ましを40分にかけといたのだが気付かなかったのだ。滑り込みセーフ。ツポレフ154のSU205便は定刻どおり離陸。 外は真っ暗。乗客は日本人が半数だ。 機内食はやはりしょぼくなった。一番上の薄いパンはまずい。 少々遅れて0:40トルコのアタテュルク国際空港到着。 |
まずは両替。レートはこんな感じ。とりあえず食事などほとんど込のツアーなので3000円を両替することに。 34.3YTLになった。ほんで荷物だが…。 ツアー客の約半数が荷物を壊されor到着しなかった。 壊された人の中には現金を抜き取られた人も。 自分はスポーツバッグを機内持込していたのでそんなことには遭うはずも無く。ここで30分ロス。 |
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バスでホテルまで移動だが、荷物のクレームのため空港を出発したのが1:30 日本は朝の8:30ということもあり眠さはあまり無い。 最初のエルシントプカピホテル着が2:00になってしまった。 |
ホテルはとてもきれいだが、部屋に入り即効でシャワーを浴びようとしたがお湯が出ない。5分位してようやく出るようになった。適当だな…。 寝たのは3:00で6:00に起きて出発が7:30だそうだ。 |
冷蔵庫の中にはこんなにいっぱいのドリンクが。 一番左はレッドブルみたいな飲料。手前がビールやウィスキーで缶がリプトンやコカコーラなど日本と変わりない。 |
2日目−2006年12月17日(日) |
ホテルがこれ。アメニティーが泊まった中で一番豊富。スリッパとかここで持っていくと便利だ。 現地ツアー会社はDORAK INTERNATIONAL TOURISM & TRAVEL AGENCY CO., LTD. |
出発し、車内では水が配られる。このツアーは水もくれるのだ。高速道路で西へトロイへ向かう。 日本と同様にETCが導入されている(写真)。 |
10:00テキルダー(TEKIRDAG)という街で休憩。 といってもガソリンスタンドのトイレを拝借するだけ。チップが必要で0.5YTL程度取られる。 ちなみにディーゼルが2.23YTL/Lだ。 |
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日本とは違いガソリンスタンドでは必ず軽食屋等がセットである。ハンバーガーやサンドイッチなどを販売している。 | 11:30港町でフェリーに乗る前に2回目の休憩。ここのガソリンスタンドは様々な鳥を飼育し、さらにFIATのショールームまである。トイレは無料だ。 | フェリー乗り場に到着し、バスは船内へ向かう。外ではおじさんが必死にピスタチオを販売していた。バスの窓が開かず購入できず。。。 左の大きい袋が5.0と書いてあるが5YTLなのか? |
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12:00発のフェリーでヨーロッパ側のGELIBOLIからアジア側のLAPSEKIへダーダネルス海峡を渡る。 約1時間の船旅。 |
船上では宝くじを売る人やパチモンの香水を売る人がいた。トルコの宝くじは1等が15億円だそうだ。 | 船内のカフェ。 トルコの紅茶CAYが1杯50YKrで飲める(100cc程度) |
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ちなみにレストラン徒歩10分のところにKIPAという大型SCがある。ご飯食べる前に添乗員さんにお願いしてダッシュで買物をするのも楽しい。 今回はツアー客で荷物を盗まれた人がいたためカバンを買いに行ったのについて行ったのだ。 ここで缶入りのCAY1.89YTLやティーバッグのCAY1.89YTL、ヤプラク・ドルマスの缶詰3.39YTLを購入。缶入りのCAYはお土産リストに3缶3000円していたのでかなり安い買物をした。 |
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13:30Canakkaleという街で昼食。 魚料理で、手前の串はムール貝だ。 サラダは味が全く無い。オリーブオイルだけだとおいしくないね。 |
桃ジュース5YTLだが、飲んでみた。 味はネクターそのもの。 |
そしてバスはこの旅最初の目的地であるトロイに到着した。 | ||
コレが有名なトロイの木馬。何と修復中で内部も見ることができなかった。 トロイの木馬の横には古代の下水道の跡があった。 |
次に見学するのがトロイ遺跡。登呂遺跡ってのが日本にあるがもちろん関係ない。ここはなんと9層にも古代遺跡が重なっているのだ。古代はすぐそばが海だったため貝殻なども落ちていた。 | 16:00トロイ出発。 ここから約150km離れたアイワルクを目指す。 19:00にグランドテミゼルホテルに到着。大阪発の阪急トラピックスのツアーが先に到着していた。 |
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今夜の宿泊客は現地ガイドと運転手以外は日本人だけのようだ。 夕食も終わりホテルを散策しても特に…。 一応★★★★★だが、その街でのランクであり、トルコ全体のランクでは★★★程度だ。 ハマムがあったが10YTLするみたいだ。 今回は何もせずに寝ることにした。 モーニングコールは6:00だ。 |
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夕食はバイキング。一見普通の洋食に見えるが、右上のスープはお米のスープでお粥より汁気たっぷりでまずい。 他はまぁまぁ。鶏肉が特においしい。一番上の棒状のものがヤプラク・ドルマスだ。 |
ヤプラク・ドルマスはぶどうの葉でお米や肉、野菜を包んだものである。トルコでは家庭料理のようだ。 で、写真が全てデザート。 蜂蜜がかかっていたり本当に甘すぎる。 |
今日の総走行距離は約525km。 ここアイワルクのホテルは海沿いに面し、すぐそこの島がギリシャなのだが、夜で全く見えなかった。 |
3日目−2006年12月18日(月) |
ホテル7:45出発。 今日はアクロポリス遺跡のあるベルガマ、エフェソス遺跡のエフェソス、そしてパムッカレへ向かう。 8:45。最初に到着したのがアクロポリス遺跡。 その名の通りギリシャで見たような遺跡だ。 |
左の野外劇場は1万人を収容したとか。ものすごい景色の所にある。 この丘の上からは最高の眺め。朝もやに包まれた街が美しい。 上は地下を歩く人たち。 |
エフェソスに向かう途中トルコ第3の都市イズミールを通過。近代化された街を高架橋から撮ってみた。山の斜面には家々が軒を連ねている。 | ||
12:30。お昼はイズミールから1時間走った郊外のレストラン。 ここもほとんど日本人だ。 |
トルコビールのエフェスビール(EFES PILSENERBEER)そんなにアルコール度数は高くないようだ。 | これがトマトのスープ。 コレは結構おいしかった。お土産で素を買っちゃった。→後ほど。 |
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メインのシシカバブ。 想像と大きさが全然違いガッカリ。 去年4月に行った人は8本で芋は無かったようだが10本で芋付だ! |
焼いている風景。 現地の人は食べにくるのだろうか? お店の外にはオレンジ畑が広がっていた。 13時過ぎに出発しエフェソス遺跡へ。 |
20分ほどで到着。 またしてもギリシャを思わせる。 アルテミス神殿なんて名前もそのままギリシャ。同じ文化だったことがわかる。 |
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クレテス通りを下る。右には公衆トイレがあり、長いすに穴があいているだけのもの。 古代の人は気にしなかったのか…。下水道も完備。 |
左側には世界で一番古いモザイク画が。 この坂を下ると…。 |
ケルスス図書館が。 このすぐ横にはなぜか古代市場が広がっていた。 |
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野外劇場。 写真では壮大さが表現できていないが2万4000人を収容できたとか。15:20出発 |
15:30には次の目的地革製品のお店へ。 ここで1時間くらい潰れる。格安ツアーだから仕方ないか。 まずはCAYを飲みながらファッションショーを見て、気に入った商品を買うのだ。 |
ショールームは2箇所くらいあるようで同時に2つの団体を受け入れられる様子。ここも観光客用だ。 ファッションショーの右の浅香光代風の人は購入していた。真ん中は高田純次風で左はカップルで来ていた人。 |
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16:30出発し、ホテルに19:30到着。 ホテルのすぐ手前の街は一昔前を感じた。 男たちは喫茶店に集まり暗い店内でチャイを飲んでいた。 本日の走行距離は約665kmだ。 |
今夜はスパホテルコロッセアサーマルだ。 ここは様々な国の人が宿泊し、賑わっていた。 狭いが、綺麗。ホテルは温水プールが無料で使用できるので入ってきた。 久しぶりに泳いだから疲れたな。 |
もちろん夕食が先。バイキングだがほぼ洋食。 宿泊客に西洋人が多いからか? ここでも鶏肉はおいしかった。 さて寝るか。 |
4日目−2006年12月19日(火) |
4日目は7:00には出発するから5:30モーニングコール。 朝はもちろんバイキング。 ゆっくりしている間もなく出発だ。 今日は世界遺産のパムッカレ観光。 ホテルからバスで15分ほど走ると白い山が見えてきた。 雪が積もっているだけのようだがこれがパムッカレだ。 写真撮影ポイントと言われて降りたが後ろに白い山が見えているだけのところ…。 |
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一応写真に収めたが、載せないでおこう。 それから15分くらい山道を走ると到着。 |
これがパムッカレか!? ガイドブックと全く違う。当たり前か。冬だからだね。 でも石灰棚の上に温泉が流れている様子はなかった。 |
マレーシアから来たという彼女。足元は裸足で温泉の流れている所を歩けるのだ。 でも冬場はこんなもんしか楽しめない。石灰の上なんか寒くて…。 |
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ちょっと感動的さが欠けたパムッカレを後にしてバスは一路コンヤを目指す。途中塩湖を見つつお昼のレストランへ向かう。車内ではガイドであるフラットさんの免許証や観光ガイド登録証などを見せてもらった。 | 昼はコンヤ手前のレストランKIRAZLIBAHCEでトルコ風ピザをいただく。 | まずは前菜。 | ||
ピザは写真右側のちっちゃいやつね。まぁ何とかおいしい範囲内だけどね。ガイドブックにのっていたピデというピザを想像していたのに。 | 観光客がどっさり押し寄せるレストランって感じですね。お土産もちょっと高めでしたが、ここで子供用手袋を買ってみました。0.5YTLだったかな。 | コンヤの街。 コンヤは今夜泊まる所ではない。 コンヤは現在発展中。この土地を買っておけば10年後には何十倍にもなるだろうと言っていた。 |
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インジェ・ミナーレ神学校の写真撮影タイムで降りたところでようやくドネルケバブにありつけました。 ちょっと小さめですが1YTLで購入。 しかも飲むヨーグルト付! |
やっぱ美味いねぇ。これで1YTLはありがたい。 日本でも売っているが日本だと500円するから驚きだ。現地では日本円で約90円だべ。 |
付いていたのがこの飲むヨーグルト。 味は…。不味い。途中で捨てた。 ちなみにインジェ・ミナーレ神学校の写真は…。 |
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次にメヴラーナ博物館に到着。 内部はお墓になっている。イスラム教の薫りをひしひしと感じます。 |
とても幻想的。館内にはイスラム語で神々の名が書かれたタイルが貼られており、天井にも刻まれていた。 | 子供たちも自らお金を払って見学(墓参り?)しに来ている。 目当てはスリかも。見学中は子供たちに気をつけて! |
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街のいたるところに身体を清める水道がある。 ここでは足を洗っているひとがいた。 バスはカッパドキアへ向けて出発した。 |
バスの中ではトルコと日本の関係についてのビデオ「ウルルン滞在紀」が上映。 トルコがどうして親日国になったのか知ることができた。トルコ航空ありがとう。 |
20:00デデマンカッパドキアに到着。ここは国際色豊かだ。夕食は同じなので省略。 ハマムがあったが高かったのでやめて無料のプールだけ堪能した。 本日の走行距離約665km |
5日目以降へ続く。